「雨の日も電動キックボードを運転できるの?」という質問をよく聞きますが、結論として、雨天時に電動キックボードを運転するのはおすすめできません。
いわゆる防水機能があったとしても、雨に濡れることで故障の原因になります。
また、防水・防塵の性能をの表記について、わかっているつもりでも、正しい内容を理解している人は意外と少ないのではないでしょうか。これらの表記の意味をきちんと理解しておけば、トラブルを避けることもできます。
防水性能さえ備えていれば、水でも雨でも大丈夫! ……というわけではないのです。
防水、防塵性能を示す「IP」と「IPX」とは?
IPXとはIP(International Protection)規格が定める電子機器の防塵・防水機能を表す国際規格の保護等級で防塵は0~6等級、防水は0~8等級まであります。
IPと防塵・防水の保護等級を示す数字を組み合わせ、「IP54」のように表記されたり、「IP5X/IPX4」のように表記されたりします。
AINOHOTモデルの防水・防塵性能は?
SAGA suv 防塵/防水テスト
SAGA suvの防水機能はIP66で「あらゆる方向からの強い噴流水から保護」されているレベルです。
つまり雨の日に屋外に駐車しても故障するリスクが低いといえますが、やはりバイクカバー等を使って保管するほうが安心です。
電動キックボードの屋外保管について
電動キックボードを屋外で保管するときは、カバーを付けることをおすすめします。
※雨天時の走行はなるべくお避け下さい。
電動キックボードを屋外で保管するときは、カバーを付けることをおすすめします。
特にIP54/X4の電動キックボードは防水レベルが高くないので、屋外に置きっぱなしにして雨に濡れてしまうと、故障する可能性が高いです。
電動キックボードは車体に穴を開けて配線を通しているため、その穴から水が入って故障するリスクがあるからです。
雨天時の走行や水等の侵入より、車体に支障が出た場合は保証の対象外となります。